5月26日の進捗

5月26日の進捗

# 研究目的

  • CbCとは、Cからループ制御構造とサブルーチンコールを取り除き、継続を導入したCの下位言語である。継続呼び出しは引数付き goto 文で表現される。

  • CbCの信頼性を検証したい。

  • ホーア理論の定義に部分正当性と正当性というものがある。事前条件(precondition) P が成り立つときに、プログラム S を実行して、それが停止した場合においては必ず事後条件(postcondition) Q が成り立つならば、プログラム S は、事前条件 P と事後条件 Q とに関して部分的に正当(partially correct)と言う。

  • DatasegmentをPとし、CodesegmentをS、出力されたDatasegmentをQとしてCbCの記述にHoare Logicを当てはめることでCodesegmentが部分的に正当であることが示せる。

  • Hoare Logicの定義に正当性(correctness)と言うものがある。プログラム S が事前条件 P に関して停止し、停止後には必ず事後条件 Q が成り立つならば、プログラム S は、事前条件 P と事後条件 Q とに関して正当(correct)であるという。

    • これについてryokkaさんが修論でCbCでのループ文を検証した

# 今週やったこと

  • 研究目的を書くために論文などを調査
    • Continuation based C での Hoare Logic を用いた仕様記述と検証
    • 継続を基本とする言語CbCによる分散プログラミング
    • 継続を基本とするC言語CbCのご紹介
    • An Axiomatic Basis for Computer Programming(途中)

# その他

  • 申し訳なかったのですが人と協力して何かを行うメンタル的な余裕がなかったのでプロ3を履修中止します…
Licensed under CC BY-NC-SA 4.0
comments powered by Disqus
Built with Hugo
Theme Stack designed by Jimmy